雨の動物園
朝から天気が悪かった。こういう日に限って、「あーあ、ズボンびしょびしょ!」と他人事のように、R氏がおねしょ 日曜日はナゼかおねしょする確率が高い。いつもより寝坊するからかと時計を見ても、7時前。夜型のR氏はたいてい7時過ぎに起きるので、普段より遅いからというわけでもない。ある意味親孝行(朝から洗濯できる休みの日だし)なんだけど、天気が悪い日は困る。仕事でうちを空ける分、除湿機をフルに稼動させる部屋干し部屋を完備し、部屋干し体制完璧な我が家も、シーツやタオルケット等の大物は“天気の良い休日”に洗濯することにしているから干すところがない
そんなことも言ってられないので、とりあえずシーツをはがして、洗濯する。シーツの下には、裏面にポリエステルが貼ってあって防水100%の“おねしょシーツ”なるものを敷いてあるので、布団への被害は無い。このおねしょシーツがクセモノで、当然洗濯できるのだが、脱水がうまくできない。ボタボタと落ちる水滴を受けながら干す。すべてを浴室に干して、めったに使わない乾燥機能を利用することにした。
その後、ものすごい雨が降って、昼前に止んだ。今日までに返さないといけない本があったので、他の本を慌てて読んで、図書館へ行く。カッパも子供用傘も準備して、歩いて行った。歩いて行った日に限って、「ボクこれ借りる!」と動物図鑑なるものすごく重い本を選んでくれたりする。「うちに似たようなのがあるでしょ?」と言っても「同じのはないもん!」と頑な。しょうがなく、それを含む本10冊を借りて、リュックに詰めて帰る。雨には降られなかった。
動物図鑑に刺激され、どうしても動物園に行く!と言い張るR氏との攻防に負け、悪天のピークは過ぎたかも、と午後から動物園に向かった・・・・・・・のが大間違い。
触れ合いコーナーで山羊をなでたり、豚をなでたりしていると、ポツポツと降ってきた。「ボク、モンキーだけは絶対に観るねん!」というR氏にカッパを着せて、マンドリル(お気に入り)の檻へ直行。雨のせいか、すみっこに縮こまってじーっとしている。隣のワオキツネザルも数匹でかたまってじっとしている。いつも騒いでいるニホンザルさえ、じーーーっと。そうこうしているうちに、ものすごい雨 が降ってきた。慌てて屋根のあるところに非難した。一向に止む気配はなく、無情にも3時で閉園しますと放送が入った。しょうがなく、出口に向う。あっという間にびしょ濡れになった。靴の中もずぶ濡れになったR氏(と私)は開き直って、一瞬で川のようになった地面をびっしゃびっしゃと歩いた。靴の中まで濡れるなんて、子供の頃以来の経験かも。
バス停まで歩く気力はなく、タクシーで帰ることに。2000円弱の思いがけない出費。タクシーの中でR氏の靴とズボンを脱がせて、タオルで拭き、着替えさせると眠くなったようでコテンと寝てしまった。着替えがない大人(私)は気持ち悪いまま、タクシーからは、R氏、R氏の靴、R氏の脱いだカッパ、傘二本、荷物を抱え、やっとの思いで部屋に辿りついた。動物園滞在時間およそ1時間弱。年間パスがあってよかった。
子連れのくせによく天気も確かめずに出かけたのは不覚だった。
雨降るかも知れないと思いながらバスで出かけたのは不覚だった。
良い勉強になりました。
R氏は雨の日の動物はじっとしてるってことを勉強したようで、「雨降ってきた!ボクモンキー!」と言いながら、クローゼットのすみっこに入り込んでじっとしたりしている。
雨の日に出かけるとひどい目にあう、ということを学んでくれるといいんだけど・・・・
そんなことも言ってられないので、とりあえずシーツをはがして、洗濯する。シーツの下には、裏面にポリエステルが貼ってあって防水100%の“おねしょシーツ”なるものを敷いてあるので、布団への被害は無い。このおねしょシーツがクセモノで、当然洗濯できるのだが、脱水がうまくできない。ボタボタと落ちる水滴を受けながら干す。すべてを浴室に干して、めったに使わない乾燥機能を利用することにした。
その後、ものすごい雨が降って、昼前に止んだ。今日までに返さないといけない本があったので、他の本を慌てて読んで、図書館へ行く。カッパも子供用傘も準備して、歩いて行った。歩いて行った日に限って、「ボクこれ借りる!」と動物図鑑なるものすごく重い本を選んでくれたりする。「うちに似たようなのがあるでしょ?」と言っても「同じのはないもん!」と頑な。しょうがなく、それを含む本10冊を借りて、リュックに詰めて帰る。雨には降られなかった。
動物図鑑に刺激され、どうしても動物園に行く!と言い張るR氏との攻防に負け、悪天のピークは過ぎたかも、と午後から動物園に向かった・・・・・・・のが大間違い。
触れ合いコーナーで山羊をなでたり、豚をなでたりしていると、ポツポツと降ってきた。「ボク、モンキーだけは絶対に観るねん!」というR氏にカッパを着せて、マンドリル(お気に入り)の檻へ直行。雨のせいか、すみっこに縮こまってじーっとしている。隣のワオキツネザルも数匹でかたまってじっとしている。いつも騒いでいるニホンザルさえ、じーーーっと。そうこうしているうちに、ものすごい雨 が降ってきた。慌てて屋根のあるところに非難した。一向に止む気配はなく、無情にも3時で閉園しますと放送が入った。しょうがなく、出口に向う。あっという間にびしょ濡れになった。靴の中もずぶ濡れになったR氏(と私)は開き直って、一瞬で川のようになった地面をびっしゃびっしゃと歩いた。靴の中まで濡れるなんて、子供の頃以来の経験かも。
バス停まで歩く気力はなく、タクシーで帰ることに。2000円弱の思いがけない出費。タクシーの中でR氏の靴とズボンを脱がせて、タオルで拭き、着替えさせると眠くなったようでコテンと寝てしまった。着替えがない大人(私)は気持ち悪いまま、タクシーからは、R氏、R氏の靴、R氏の脱いだカッパ、傘二本、荷物を抱え、やっとの思いで部屋に辿りついた。動物園滞在時間およそ1時間弱。年間パスがあってよかった。
子連れのくせによく天気も確かめずに出かけたのは不覚だった。
雨降るかも知れないと思いながらバスで出かけたのは不覚だった。
良い勉強になりました。
R氏は雨の日の動物はじっとしてるってことを勉強したようで、「雨降ってきた!ボクモンキー!」と言いながら、クローゼットのすみっこに入り込んでじっとしたりしている。
雨の日に出かけるとひどい目にあう、ということを学んでくれるといいんだけど・・・・
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