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善き人のためのソナタ

R氏が、週末の度に、「なぞなぞケロロン」とか、「スポンジボブ」とかくだらないDVDを借りまくっている頃。
私も大人DVDを借り、夜中にひっそり観ています。
以前欲張って観ずに返して100円を無駄にしたことから学び、どんなに観たいものがあって、1週間に1枚ずつ借りることにしました。


今週の一枚

「善き人のためのソナタ」


以前から観てみたいなぁと思いつつ・・・
1980年代壁崩壊前の(ベルリンの壁が崩壊したのが1989年)旧東ドイツを描いた作品。
当時東ドイツは、シュタージ(国家保安省職員)と言われる組織にすべてを監視されており、体制に反対するものは処罰されていた。
・・・うーん、絶対暗い話だし、ラスト、ハッピーエンドじゃないかもしれないし、精神的にやられそうと食指が動かないでいた。




結論から言うと、観て良かった。
シュタージの一員である、ヴィースラーが芸術家カップルを盗聴しているうちに心に変化が現れ・・・。
彼が真面目なシュタージだったが故の悲劇も重なり、様々な人間の弱さ、卑怯さ、そして強さについて深く考えさせられる。私ならどうしたか、なんて考え出したら止まらない。
正直言って、前半はちょっと退屈だったんですけどね。このDVDなんと言っても、

ラストシーンが秀逸

最後の最後に思わず涙・・・それも、悲しいわけでも、悔しいわけでも当然嬉し涙でもなく、なんとも言えない涙を流させていただきました。
暗いドイツ映画食わず嫌いさんにもお勧めの一品です。
このラストシーンがなかったら、暗い気持ちで床に就いたことだろう。


この主人公ヴィースラーを演じたウルリッヒ・ミューエ自身、東ドイツ出身で、役柄とは反対に、シュタージに監視されていた舞台俳優だったそうです。当時の妻に裏切られ、密告されているのではないかと疑っていた(妻は後に否定している)というから驚き。




そしてなによりびっくりしたのが、この映画を配給しているのが「アルバトロス」だったこと。
一体どーしたん?また勘違い??


ご存知このアルバトロスといえば、「アメリ」を日本に持ってきて、大ヒットさせた会社だけど、「アメリ」を買い付けた叶井俊太郎(くらたまと結婚して一躍有名に?)は、「アメリ」を「ジュネ監督の過去の作品同様ホラーで、主人公が人肉を食べる映画」だと思いこんでいたらしい。
当時はゲテモノ映画の配給で知られていたアルバトロスが「アメリ」買い付けに意欲を見せると、他の配給会社はアメリをゲテモノ映画であると勘違いしこぞって手を引いたため、最終的にアルバトロスが配給元となり、大きな収益を上げることになった。とかいうどこまでがほんとかどうかよくわからないいわくつきの映画配給会社。
本来は「八仙飯店之人肉饅頭」やら「女子高生チェーンソー」やらのエログロB級路線まっしぐらなんだもん。



まぁそんな話は置いておいて、壁が崩壊したのって、ほんと最近なんだなぁ、1989年といえば、平成元年なんだもんなぁと感慨深く思いました。
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非公開コメント

う~ん、これは観てないなぁ。
アマゾンのレビューも良いみたいだし、今度観てみます。


先日、キャメロン・ディアスが出ていると言うだけの理由で「運命のボタン」を借りたんだけど、あまりのくだらなさに腹が立って、自宅にあった「ホリデイ」と、なんの脈絡もなく「パルプフィクション」でお口直しをして、週末が終わっちゃったんだよね。
くだらない映画を観てしまった後の憤りと脱力感は何とも言えないね。


「善き人のためのソナタ」
良い映画に巡り会えて何よりでしたね。

Re: タイトルなし

線香花火さま


いやー、これはマジでお勧めしますよ。
レビュー後から読んで納得したもん。


運命のボタンは×・・・と(笑


キャメロンもそろそろラブコメ、無理があるんではないでしょうかね(笑
なんて、観てるお前が無理あるわって言われるわ・・・(>▽<)
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